それはまるで、隕石が如く。 ズドーンと。 王宮の広間上空を捉えた瞬間に私はその場所へ降り立った。もちろん広間の屋根は破壊してしまいましたが。 「なっ…貴様は…!!!」 「またこの国に何の用だ!?」 瓦礫と共に落ちてきた私を見て、それはそれはこの場の全員が目を見開き驚く。 特に神事の日に居合わせた方々からは大いに罵倒されています。 それはそうだよねー。 憎い憎い敵が空から降ってきたら驚くよねー。 「…ご無沙汰です、スーザン様。」 「ひぃっ…!」 相変わらず弱腰だなー。