学校イチモテる天然王子の溺愛が甘すぎて溶けそうです…!

俺のお気に入りの場所は、この学校の屋上だ。

風が心地よくて、昼寝にも持ってこいの場所。

…誰かいる。

そして、その子が後ろを振り向いた瞬間。

ードクンッ

なんて、ベタな漫画でしか見たことないような胸の高まり。

艶やかで、色素の薄い茶髪。

白くて透明感のある肌。

ふさふさの睫毛に、大きい二重の目。

リップも少し色づいていて可愛い。

まさに美少女。

「え、も、もしかして!あの羽月千歳くん!?」