学校イチモテる天然王子の溺愛が甘すぎて溶けそうです…!

「あー、明日学校か。ずっとこのままでいいのに」

「千歳くんは勉強も運動もできるから、苦手な教科とかないでしょ?」

「えー、俺、そんなに勉強好きじゃないよ。成績のためにやるけど」

「それ、各方面に喧嘩売ってるよ?…例えば私とか」

「あー、確かにね。雫、数学苦手だもんな」

この間教室でチラッと見ただけでも、根本的なところから間違えていた。

「数学は嫌い。運動も嫌い!」

「ははっ。拗ねてるの?」

雫の頬をつんつんしてみる。

「だって、教科書見ても全然理解できないんだもん。私には数学を理解するための細胞がないの!」