学校イチモテる天然王子の溺愛が甘すぎて溶けそうです…!

思いもよらない攻撃に、少し体制を崩してしまった。

「ちょ、雫?」

「もう疲れたよ〜」

半べそかいている顔を見て、思わず笑ってしまった。

「もう、笑わないでよ〜!」

「はいはい、俺が鬼な?」

逃げ回っている澪を追いかけ捕まえる。

「はい、鬼ごっこは終わり。母さんたちが呼んでるぞ?」

「…はーい」

寂しそうにしながら、父さんたちと出掛けて行った。



「…はあ。やっと2人きりになれた」