学校イチモテる天然王子の溺愛が甘すぎて溶けそうです…!

初めてのお家デートなのに、父さんには邪魔をされ、澪には一緒に遊びたいと言われてしまった。

「ごめんな、雫…」

「全然大丈夫だよ!私が澪ちゃんと一緒に遊びたかったから」

澪と楽しそうに話している雫の姿に、胸がときめく。

澪は本来、初めて合う人には人見知りをしてあまり話しかけてこない。

そんな澪が、会ってものの数分でこんなに懐いているなんて驚きだ。

「お兄ちゃん、雫ちゃんはお兄ちゃんの彼女なの?」

「ああ、まあな。可愛いだろ?」

「ちょっと千歳くん!やめてよ〜」

「なに、嫌なの?」