学校イチモテる天然王子の溺愛が甘すぎて溶けそうです…!

「今日は楽しかった」

「うん、私も!」

雫の無邪気な笑顔にまた心臓が高鳴る。

可愛い。可愛すぎる。キスしたい…。

いや、ここは我慢しないと。

「またデートしような?」

「デ!デート!?」

「なに?」

「なんでもないよ…」

なんともいえない空気に、少し焦りを覚える。

やっぱり嫌だったのか?

「千歳くん、私、カップルのふり辞めたい」