学校イチモテる天然王子の溺愛が甘すぎて溶けそうです…!

「!?」

「あとは楽しむだけだね。いってらっしゃい!」

時計を見ると、10時を少し過ぎていた。

「あ、そろそろ行かないと!沙月ちゃん、今日は本当にありがとうね」

「明日話聞かせてね〜?」

よし、沙月ちゃんのおかげで準備万端。

いよいよ、待ち合わせ場所へ行くんだ!




駅に着くと、約束の時間より前に着いたのに、千歳くんはもう着いていた。

壁に寄りかかり、スマホを見ている。