学校イチモテる天然王子の溺愛が甘すぎて溶けそうです…!

「ほんとに今日はありがとうございました」

「こちらこそですよ。すごく楽しかったです」

「また来いよ、楓真」

「おう、今度うちにも来ていいぞ」

母さんたちはもちろん、父さんたちが仲良くなっているのに俺たちは驚いた。

話しているうちに和解したのかもな。

これで俺と雫の障壁は緩和されたと言ってもいいな。

「これからも末永くよろしくお願いします」

「もう花歩さん、それは私のセリフですよ」

「学生の間は結婚はまだだからな!」

「父さんの言う通りだぞ。俺には彼女もいないのに」

「お兄ちゃんはチャラいんだよ」

俺と雫だけでなく、お互いの家族同士で語らっている様子に感動を覚える。

すると、澪がチョンチョンと俺の足を引っ張る。

少し屈むと、小声で俺に耳打ちした。

「翠お兄ちゃんも、澪のお兄ちゃんになるね」

俺は少し翠さんにジェラシーを覚えながらも、「そうだな」と頷いて澪を抱き上げた。





初恋は実らないという歌詞や本を見たこともある。

学生の頃から付き合っていて結婚する人も少ないかもしれない。

それでも、俺は雫が大好きで手離したくないからー。

これからたくさん喧嘩をしても、ちゃんと話し合って仲直りする。

相手のことを考えて尊重しあえる関係になりたいと俺は強く願う。

支え合って、喜怒哀楽を分かちあいながら互いに成長していける関係に俺たちならなれると、俺は信じよう。