学校イチモテる天然王子の溺愛が甘すぎて溶けそうです…!

すると、大胆にも澪が翠さんの頭を撫でなでしているではないか。

「え〜、澪ちゃん優しい」

感激した様子で澪を抱きしめる翠さんに、少し俺はモヤッとしてしまった。

「翠さん、いくら翠さんでも澪は渡しませんよ」

「お兄ちゃんのロリコン」

「おいおい、違うって!小さかった時の雫を思い出しただけで…」

「それはどういうことですか?」

聞き捨てならない言葉に食いつくも、翠さんはもう勘弁してくれと項垂れてしまった。

そして、あっという間に時間が経って。

俺たちが1階へと下りた頃には帰る流れになっていた。