学校イチモテる天然王子の溺愛が甘すぎて溶けそうです…!

俺の部屋へ入り、俺は少し肩の荷が下りた。

雫のお父さん、楓真さんは想像していたよりもずっと俺に対して好意的で驚いたが、すごく嬉しかった。

「千歳、心だけじゃなくて部屋も綺麗なんだな…」

「お兄ちゃんの部屋はすごいことになってるもんね」

「雫、おまえ今日俺に厳しくない!?」

翠さんと雫の兄妹喧嘩のようなものを今日は何度か目撃している。

新鮮で面白いなぁ、なんて不謹慎なことを考える俺。

そして、さっきからいつもより静かな澪に声をかける。

「澪、どうした?体調悪いのか?」

俺にくっついて離れない様子。

可愛いけど、ずっとこの様子だと気になるだろ。

人見知りな1面もあるが、雫にはすぐに懐いていた。

翠さんには話しかける様子もない。

まさか翠さんに人見知りしているのか?

でも、それとは少し違うような……。

もしかして。