学校イチモテる天然王子の溺愛が甘すぎて溶けそうです…!

そして、ついにその日がやって来た。

今、私たち家族は千歳くんの家の玄関前にいる。

私は少し震える指でインターフォンを鳴らした。

すると、出迎えてくれたのは千歳くんだった。

「今日は御足労いただいてありがとうございます」

と、丁寧に頭を下げた。

さすがのお父さんも少し驚いていたけど、「こちらこそ」と小さく返答したのが聞こえた。

「こんにちは!今日は会えてすごく嬉しいです。ずっと楽しみにしていたんですよ」

千歳くんのお母さんも出てきて、私のお母さんと仲良く談笑を始めた。

「どうぞあがってください」

千歳くんが私たちにそう促してくれたので、お言葉に甘えて家へと足を踏み入れた。

リビングへ向かうと、

「やっほー、雫ちゃん」