学校イチモテる天然王子の溺愛が甘すぎて溶けそうです…!

「ええー、じゃあその友達も一緒でいいからさ。ね?」

ナチュラルに断ったのに、肩に手を置いてくる男。

ああ、もう嫌だ。触らないで!

「やめてください!迷惑です」

「なっ!なんだよこの女、急に態度変えやがって。いいからこっちこいよ」

「きゃっ!」

自分たちも態度を急変させて、私の腕を力強く引っ張ってきた。

うう、気持ち悪い。

このまま吐いちゃったらどうしよう…。

「俺の彼女にちょっかい出さないでくれますか?」

そう言って、男たちに掴まれた引き寄せてくれたのは隼人くんだった。

「結局男連れかよ。シラケるわ。もう行こうぜ」

地面に唾を吐きながら、その場を後にする男たち。