学校イチモテる天然王子の溺愛が甘すぎて溶けそうです…!

雫たちと別れて、2人きりになってしまった。

しかも、せっかくのデートなのに乗り物酔いなんて最悪だ…。

「あの、ごめんね隼人くん。迷惑かけちゃって」

「迷惑なんて思ってないよ。なんか飲み物買ってくるから、ここで待っててね」

そう言って、走って行ってしまった隼人くん。

優しいな。でも、せっかくならもっと遊園地満喫したいよ!

「ねえねえ、君。1人なら一緒に遊ぼうよ」

声をかけられ振り向くと、3人組の男の人が立っていた。

大学生だろうか、赤・金・緑の髪が目に眩しい。

明るい人が好きだけど、ちょっとこの人たちは苦手なタイプかも…。

「あ、いえ。友達と来てるので結構です」