学校イチモテる天然王子の溺愛が甘すぎて溶けそうです…!

やっぱり、こいつ雫のこと好きなんだ。

前よりも執着しているのが分かり、俺の中の黒いモヤモヤとした感情がさらに膨れ上がる。

「ちょっと、置いて行ったってどういうこと?中村も、余計なことしないでって言ったよね!?」

「いやー、雫ちゃんが可愛すぎて抱きついたら羽月くんに見られちゃってさ」

見られた、って俺を見つけてわざと抱きついたくせに。

中村への怒りと敵意が増していく。

「はあ!?ほんと何してんの!?…雫のこと好きなのは百歩譲っても、2人の仲を掻き乱すのは許してないんですけど」

高森が俺と雫の味方をしてくれている。

その事実が、俺を少し勇気づけてくれた。

「昨日、確かに俺は雫を傷つけた。全部俺の自分勝手な嫉妬のせいだ…。でも、今からでも俺は雫に会いにいく。今日のうちに話を聞きに行く」