学校イチモテる天然王子の溺愛が甘すぎて溶けそうです…!

翌朝ー。

アラームの音で目を覚ますも、体が重くて起き上がれない。

頭も痛いし、体も熱いような…。

部屋に置いてある体温計で熱を測ると、38.0と表示されていた。

一気に疲労感がきて、もう一度ベッドに倒れ込む。

「昨日の雨で、風邪ひいたかな…」

昨日の雨とともに、千歳くんを怒らせたという事実も思い出して胸が余計に重くなった。

「沙月ちゃんに連絡しないと」

風邪を引いたから休むと連絡を入れておく。

毎日のように連絡を取り合っていた千歳くんからの通知はゼロだ。

やっぱり怒っているよね…。

早く謝るべきだと分かっているけど、なんて話していいのか分からないよ。

また拒絶されたら、立ち直れない。

これも全て、自分撒いた種。自業自得だ。

嫌な思いから逃れるように、私は風邪のせいにしてベッドへと潜り込む。

部屋の外からするお母さんの声を聞きながら、私の意識はだんだんと沈んでいったー。