学校イチモテる天然王子の溺愛が甘すぎて溶けそうです…!

絶対嫌われた。別れる、って言われたらどうしよう。

『高校生の恋愛なんて、別れる可能性の方が高いんだからそんなムキにならないでよ〜』

中村くんの言葉が、私の心臓を突き刺す。

私がダメにしてしまった。

私の、バカ……。

「雫ちゃ…」

「中村くん、ごめんね。巻き込んじゃったね」

中村くんにも迷惑かけてしまった。

全部、全部私のせいだー。

「とりあえず、今日は帰るね。バイバイ!」

一方的に告げ走り出す。

外に出ると、雨が降っていた。

それもかなりの大雨だ。

傘、持ってないなぁ。

でも、この雨で私の顔から溢れそうな涙も隠して欲しい。

その思いから、私は雨の中へと駆け出したー。