学校イチモテる天然王子の溺愛が甘すぎて溶けそうです…!

「とりあえず、今日は帰るね。バイバイ!」

「あっ、ちょっ!」

俺が引き留める間もなく走っていってしまった。

「俺、なにしてんだろう」

好きな子にあんな顔させるなんて。

最低だと分かっていても、手に入れたいと思ってしまったんだ。

あの2人は、これからどうなるんだろう。

自分が掻き乱したくせに、別れることはないだろうとかその行く末を気にしている自分がいる。

外は小雨が降っていた。

いつの間に……。

次第に強くなっていく雨の音。

俺のこの黒くモヤモヤした感情も洗い流して欲しいと思いながら窓の外を眺めたー。