学校イチモテる天然王子の溺愛が甘すぎて溶けそうです…!

「単純なやつだな」

「うるせぇ。隼人も楽しみにしてるくせに」

「えー、そりゃそうだろ。初めてのデートだし」

「Wデートだけどな。隼人、こんなの初めてだろ?」

「まあな。でも千歳たちなら一緒でも疲れないし」

隼人いわく、人数が多いと気を遣うことも多く疲れそうだから嫌らしい。

「時間遅れるなよ?」

「千歳、俺は女の子は待たせないよ」

「…俺を待たせたことはどう思ってるんだよ」

「いやー、寝坊しちゃって。ほんと悪かったよ」

以前こいつと約束していた時、全然来ないから連絡したら今起きたとか言いやがったのだ。

「次待たせたら口聞かないからな」

「うわ、マジか。分かってますよ」

軽口を叩きながら、俺たちは部活へ行くべく体育館へと向かった。