学校イチモテる天然王子の溺愛が甘すぎて溶けそうです…!

私は今、千歳くんの部屋で数学の勉強中。

問題集を開き、問題に向き合う。

1問目は、例題を見ながら何とか解くことができた。

でも、次の問題で早速手が止まってしまう。

どうして図形なのに、いくつも文字を置くのだろう。

「大丈夫?」

「無理…。なんでこうなるのか分からないよ〜」

もう見たくない。体が拒否反応を起こしている。

やっぱり私、数学アレルギーかもしれない…。

千歳くんの膝に頭をのせ横になる。

いい匂いがして、安心する。

「雫、俺の理性が危ないから起きて」

りせい?

キョトンと千歳くんを見上げると、目がバッチリ合った。

「ほら、起きて」

頬をムニムニされて、渋々起き上がる。