学校イチモテる天然王子の溺愛が甘すぎて溶けそうです…!

「たしかにな。隼人もどんどんシュートの成功率上がってるし、ドリブルの腕もピカイチだな。さすがスモールフォワード」

「ありがとうございます!」

「はあ……。振られたらどうしよう」

「先輩に限ってそれはないですよ。今日の先輩も大活躍でカッコよかったですよ」

「千歳に言われるとムカつくな。そういうなら、勝利譲ってくれよ」

「それは無理です。俺にとってもすごく大事な試合だったので」

「そうだよな、分かってるよ…。おめでとう」

俺と隼人は先輩と握手を交わし、無事に雫にかっこ悪いところを晒さずに済み、ペナルティも免れたのだった。

隼人も活躍できたし、終わり良ければすべてよしだ。

「俺はついでかよ!」