学校イチモテる天然王子の溺愛が甘すぎて溶けそうです…!

私は、千歳くんに教えてもらった体勢を作り角を狙ってボールを打った。

ドキドキしながら見ていると、期待どおりにゴールへとボールが吸い込まれていった。

その瞬間、沙月をはじめチームメイトから歓声があがった。

「やったね、雫!」

「沙月ちゃんがパスしてくれたおかげだよ〜!」

「さすがななめ45度の達人!」

軽く弄られつつも、チームメイトと喜びを分かち合う。

なんか、すごくドキドキするのと同時に、ワクワクや嬉しさが増して私を襲う。

今までの私のバスケへの嫌な思いは、今日で断ち切れたような、そんな爽快感さえあった。