しばらく泣いて落ち着いたころには、もう一時間目のチャイムが鳴り終わった後だった。
気を遣ってくれたのか授業のためなのか、赤星くんはいつの間にかいなくなっていて、中庭には私と白瀬くんの二人きり。
「……ご、ごめんね。私のせいで授業……」
「別に授業くらいいーし。めんどくせーから今日一日さぼろうかな……」
くあ、とあくびをする白瀬くんを改めて見て、はっとする。
「そうだ、白瀬くん、大丈夫⁉ どこかに大きなケガしてたり――あれ?」
よくよく白瀬くんの姿を見て、はたと気づく。
きれいな金髪はぼさぼさ。汗だくで、服も汚れている。でも……ケガは、してない?
「……黒崎が、もっと自分を大切にしろって言うから」
ぼそっと言われた言葉に、私はちょっと……いやかなりうれしくなる。
覚えててくれたんだ。
やってくれようと、したんだ。
「……いや、でもケガしないことに気を取られすぎてムリしすぎるのはだめだよ⁉」
「……ごめん」
気を遣ってくれたのか授業のためなのか、赤星くんはいつの間にかいなくなっていて、中庭には私と白瀬くんの二人きり。
「……ご、ごめんね。私のせいで授業……」
「別に授業くらいいーし。めんどくせーから今日一日さぼろうかな……」
くあ、とあくびをする白瀬くんを改めて見て、はっとする。
「そうだ、白瀬くん、大丈夫⁉ どこかに大きなケガしてたり――あれ?」
よくよく白瀬くんの姿を見て、はたと気づく。
きれいな金髪はぼさぼさ。汗だくで、服も汚れている。でも……ケガは、してない?
「……黒崎が、もっと自分を大切にしろって言うから」
ぼそっと言われた言葉に、私はちょっと……いやかなりうれしくなる。
覚えててくれたんだ。
やってくれようと、したんだ。
「……いや、でもケガしないことに気を取られすぎてムリしすぎるのはだめだよ⁉」
「……ごめん」



