時が経っても君を忘れない恋がしたい

「やべ、逃げるぞ」

「くそ…いてぇ…」

「待ちなさい!」


男二人組は店員さんに追われながら逃げていった。


「ごめんね、みんな。遅くなった!」

「はー怖かった」

「雫月、大丈夫!?」


ふらっと力が抜けて座り込みそうになった私を、及川くんが横から支えてくれた。


「ごめん…力抜けて…」

「ああ」


さっきまで考えなしに行動していたけど、及川くんが来てくれなかったらきっと取り返しのつかないことになっていた。

本当に怖かった…。


「ちょっとこいつと一瞬だけ抜けてくる」

「…え?」