時が経っても君を忘れない恋がしたい

「…ちょっとこれ貸して」

「え?雫月…?」


隣にいたクラスメイトの手から水の入ったコップを借りると、ばしゃっと手を掴んでいた男の人にぶっかける。


「…あ?」

「しつこいんだよ。離してって言ってるでしょ?下心見え見えでついていくわけないじゃん」


男の人ぬっと前に出てくると、コップに入っていた水を私の顔に向かって同じくぶっかけてきた。


「きゃあ…っ!」

「雫月…!」


ポタポタと髪の毛から滴り落ちる水もそのままに、きっと男の人たちを睨みつける。


「なんだこの女、痛い目見ないとわかんねぇのか?」

「…おい、待てよ。見ろよ。ワイシャツ透けちゃって、可愛いピンクの下着が丸見え」


ハッと自分の胸元を見ると、濡れて張り付いているワイシャツの上から下着が少し透けていた。

恥ずかしさで一気に顔が熱くなる。