「あたし、〇〇ちゃんのこと…好き!付き合って!」

「…えっ、?」

驚いたのは、好きな人からの突然の告白。

嬉しさと同時に、不安が膨れ上がっていく。

「…嬉しい、ありがとう」

私は小さな声でそう言った。

「…本当に…私なんかでいいの?」

同性愛。

こんなの許されないと思っていた。

私は今目の前にいる相手に恋をしたけど、そんなの叶わないって思ってたから。

「〇〇ちゃん以外に、興味なんてないよ」

彼女は、私の目を真っ直ぐ見てそう言ってくれた。

私は、彼女と普通に恋愛をしていいんだ。

「ありがとう、私も好きです」

私達は付き合い始めた。