最期に幼なじみに会いにいく

「そういえば、困ってたみたいだったが、どこに行きたかったんだ?」

と聞いてくれた

「あっ、理事長室に行こうとしてたんだけど、どこかわかんなくて……」

「なるほど、そういう事か。なら案内する」

と、ひろくんは言ってくれた

「……え!?悪いよ!場所教えてくれたらひとりでいくよ……?」

「いや、なんかあったらいけないからな。」

えぇ……でも……

うーん、と悩んでいると、

「ほら行くぞ。」

と、ひろくんに腕を引っ張られた

うわぁ!?

よろめきながらも腕を引っ張られているので着いて行くしかなかった。久しぶりに彼の体温を感じた。その感触に泣きそうになった

♢数分後♢

「……ほら、着いたぞ」

「あ、ありがとう」

めっちゃドキドキした〜!!

私は、ドキドキを抑えながら、お礼を言った

「じゃあな。」