最期に幼なじみに会いにいく



姫叶が天界へ戻る最後の日。俺たちは俺の家で花火をした。
俺は昔姫叶といた時より何倍も楽しんだ

そして、花火が終わり解散となった。帰ろうとしている姫叶を俺は呼び止めた

「姫叶。」

「どうしたの?」

俺は勇気をだして昔からある想いを言おうとした

「いや、まだ言ってねぇなと思って。」

「なに?」

「姫叶。俺はお前が好きだ。昔から、恋愛感情として」

俺は振られる覚悟もできていたので、そう言った。すると、

「うそ?」

「嘘じゃねぇよ。タイミングがなくて今まで言えなかったが……こんな時に言うんじゃねぇな。もう会えねぇのに」

そう言って自虐した。その時、

「私もひろくんのことが好きだよ。恋愛感情で」

は?え?

「うそだろ?」

「ふふっ。同じ反応」

そう言って姫叶は笑った。その時、姫叶に異変が起こった