最期に幼なじみに会いにいく

神様はそう言った

……っうそ……

「…………わかり、ました……」

やだよ、みんなとお別れしたくない、

私はそう思った時、最初に神様から言われた言葉を思い出した

『期限付きだけれど、行ってみたらどうかしら?』

そう。神様は期限付きと言っていた。私はそのことを忘れていたのだ。その時、

ズキッ

いたっ……あれ?なにこれ?

腕が痛み、まくってみると、言葉では言い表せないものができていた

時間が迫ってるってことかな……まだ、みんなといたいのに、

私は涙を堪えながらみんなの元へ戻った

♢屋上にて♢

「ただいま!」

「おかえり〜」

私は悲しい気持ちを抑えてそう言って座った。すると、じっとこちらを見ていたひろくんと目が合った

「どうしたの?そんな見つめて。あっ!?もしかしてなんかついてる!?」

「いや、なんかさっきより元気ねぇなと思って。なんかあったのか?」