最期に幼なじみに会いにいく


転校して数日――

私はいつものようにひろくん達と過ごしていた

やっぱりみんなといると楽しいな!

「ねぇ、姫叶。今度ここのスイーツ食べに行かない?」

突然音寧ちゃんがそう言った

「え!美味しそう!!いいよ、行こう!!」

私は音寧ちゃんの誘いに乗った。すると

ブー、ブー

「あ……ごめん、電話だ。ちょっと出てくるね」

「行ってらっしゃーい」

♢階段にて♢

「もしもし。どうしましたか?神様」

『急にごめんなさいね。実はそろそろ天界に戻らないといけない時間なの。』

……え?

「うそ、ですよね?私友達とスイーツ食べに行く約束したのに……」

私は衝撃の事実に困惑した

それにまだ、みんなといたい……

『姫叶。これは変えようの無い事実よ。まだ時間はあるわ。このことを話すことを許可します。なので、タイミングをみてみんなに話しなさい』