最期に幼なじみに会いにいく

「だから、野郎どもしかいねぇからだっつの」

「えー……」

私はしゅんとした。すると

「はぁ……わかった、今度な」

え?

「ほ、ほんと?」

「あぁ。そんな顔されたらな」

「ありがとう!!」

私は笑顔になった



しかし私は忘れていた。期限付きで現世に通っていることを。日が経つにつれ身体に異変が起こることも知らずに―――