あいつはあたしの唇を奪い・・・そして笑った

憎らしい程可愛く・・・脳内でいつもいつも・・・

思い浮かべていた笑顔・・・

あたしは泣きながらコタツの中に戻り

お気に入りのラジオの周波数に合わせる為ダイヤルを回した

あいつはあたしの脳内であり

あたしはあいつの脳内である

コタツの外からあたしの頭を撫でる手・・・

健康的な・・・あたしの手・・・