私は今日も、そらを見上げる。


この後は特にやることもないし、私も帰ろう。

一人で、細い道をのんびりと歩いていく。

さっきアイスを食べたばっかりなのにも関わらず、既に汗をかきそうだ。

あぁ、今日は楽しかったな。今日だけは、幸せを感じる
ことができた気がする。

こんな毎日が、ずっと続いてくれればいいのに。

でも、もしかしたら実現出来るかもしれない。蒼空ともっと仲良くなれれば、蒼空ともっと遊んだりすれば。

暗闇の中に、細い光が差し込んでくるようだった。