私は今日も、そらを見上げる。


美雲へ

美雲。私は今、あの空の上にいます。そう言っても、書いてるのは地上なんだけどね笑

私はね、美雲と出逢えて本当によかった。美雲と出逢えてなかったら、どうなってたことか笑

私ね、美雲に本音を打ち明ける前は、ずっと死にたいって思ってた。消えたいと思ってた。

余命のことはね、お母さんとお父さんが話してるのをたまたま聞いちゃったんだ。それで知ったの。もうその時は辛くて辛くて、どうしようもないぐらいだった。

消えてしまいたくて堪らなかった。

でも、そんなときに美雲が話しかけてくれた。余命を知った複雑さとみんなに合わせるストレスで嫌いとか言っちゃったけど、仲直りできて本当によかったな。

美雲は、私を救ってくれたんだよ。死にたいと思ってた私を、救ってくれた。生きたいって思わせてくれた。幸せにしてくれた。

美雲と思い出作りをし始めた頃には、消えたいと思っていたのに、なぜか生きたいと思ってて。不思議だよね笑

私は空の上にいるから。美雲をちゃんと見守ってるから。だから、私を理由に悲しむなんて許さないからね?美雲は、絶対大丈夫だから。空にいる私が保証する!

ヨボヨボのおばあちゃんになってから、こっちにきてね。いい人を見つけて、幸せな家庭を築いて。

幸せだと感じてきたことはあるけど、美雲と過ごした時間ほど幸せだと思ったことはなかったよ。

なんか、もうこれ以上書いちゃうと収まりきらないから、ここでストップするね。

人生で運命の人は三人でね、一人目は失う辛さを教えてくれる人なんだって。私は一人目の美雲しか経験できなかったけど、美雲はちゃんと三人目まで経験してね!

じゃあ、もうこれで私の手紙は終わり。

美雲、大好き。愛してる。

絶対に、幸せになってね。

蒼空より