ドルオタ幼馴染にファンサしたい!

修学旅行の最終日もこれといった出来事は起きず、私は新たな問題に頭を悩ませていた。

新曲の作詞が完成していない。

期限は明日まで。

やけになった私は海斗への恋心を歌にした。

目が合うだけで嬉しくて。

かわいいって言ってほしくて。

彼以外からの告白は嬉しくなくて。

短い会話だけでも嬉しくて。

意外とアイドルの曲らしくなった。

次の日、会議では満場一致で私の案に決まってしまった。

バレンタインの時期に発売するための段取りが会議でで決められた。

自分の恋心をもとにした歌が公開される恥ずかしさで消えてしまいたくなった。

この時の私はまだ知らない。

この曲がバズりにバズってきゅーふらが知名度を爆上げすることを。