それから、わたしの生活は夕方から出勤して、土日祝日以外は22時であがり、迎えに来てくれる諏訪さんの車で諏訪さん宅に帰宅して、2人で晩酌をしてから毎晩諏訪さんに激しく抱かれ、ベランダで煙草を吸ってから就寝する、というサイクルになった。
基本的に、わたしは諏訪さんの家で家事をしない。
元々、風俗嬢になってから家には寝に帰るだけで、何か食べる時は外食、洗濯はコインランドリーで済ませていたので、しばらく家事というものをまともにしていないのだ。
それでも諏訪さんは文句一つ言わず、わたしの分の洗濯もしてくれて、帰宅すれば晩酌の用意もしてくれる。
こんなにも尽くされたことが無かったわたしは、諏訪さんの包容力と懐の深さに驚いたが、いつかはきっと愛想をつかして、わたしを捨てるだろう。
そう思っていた。
そして、そんなある日の出勤日。
とうとう、お店のルールを破る人が出てしまった。
「レミさん、今日こそは最後までやらせてよ。俺、常連だよ?特別扱いしてくれても良くない?」
「野田さん、本番はお店のルールで禁止なの知ってるでしょ?。それに常連さんは野田さんだけじゃないし、皆さんわたしの大切なお客様なの。だから、野田さんだけ特別扱いは出来ないの。ごめんなさいね?」
「ルールなんて、あって無いようなもんじゃん。」
そう言うと、野田さんはわたしを押し倒してきた。
「レミさんの中、気持ち良いんだろうなぁ。」
「野田さん、ダメ。やめて?」
「やめないよ。」
野田さんは不敵な笑みを浮かべると、わたしの足を無理やり開かせ、足を押さえつけて挿入してきた。
あぁ、いつか野田さんはこうするんじゃないかと思ってはいたけど、現実になっちゃったかぁ。
わたしはそう思いながら、野田さんの嬉しそうな顔を無心で下から見上げた。



