刹那に触れる兎


次の日、わたしが目を覚ました時には、隣に諏訪さんは居なかった。

それも当然だ。
弁護士さんなんだから、夜の仕事をしているわたしなんかより朝は早いに決まっている。

わたしは乱れた髪をかき上げると、リビングへと向かった。

すると、テーブルの上に書き置きと共に家のカードキーが置いてあった。

"おはようございます。先に仕事へ行ってきます。帰りは迎えに行きますので、こないだと同じ場所で待っています。"

わざわざ書き置きをするなんて、マメな人。

わたしはそのあとシャワーを浴びると、薄化粧をし、昨日と同じ服を着てトレンチコートを羽織った。

昨日、そのまま諏訪さんの自宅に来ちゃったから、服がない。
まぁ、いいか。

そう思いながら、諏訪さんが置いて行ってくれたカードキーをバッグに入れ、諏訪さんの自宅を出た。


その日もわたしは17時から出勤し、次から次へと来る男たちを相手した。

「ぁあ、、、!レミさんのフェラ、エロ過ぎっ、、、んぁ!」

まだ若い20代前半の本間くん。
彼もわたしの常連客。

しかし、諏訪さんの下半身を見たあとだと、どうしても他のお客のモノが可愛く見えてしまう。

わたしは音を立てながら、手と口を使い、本間くんを快楽へと導くと、最後に本間くんはわたしの胸に射精して喜んでいた。