刹那に触れる兎


「諏訪さんって、本当に一般人?」
「はい、ただの弁護士です。」
「AV男優の経験は?」
「ないですよ?」
「こんなテクニシャンなただの弁護士なんて居るの?」
「ここに居ます。」

そして、わたしは諏訪さんの下半身を下から上に撫で上げ、「こんなに大きなの見たことない。」と言った。

「そんな大したことないですよ。」
「これで大したことないなら、他の男がそれを聞いたら泣くわよ?」

諏訪さんはわたしの言葉に笑うと、「これで莉子さんを啼かせます。」と言った。

「こんな大きいの入るかなぁ。」
「入りますよ。」
「今まで抱いてきた女の人たちは?ちゃんと受け入れてくれた?」
「大体の人は、痛いと言って受け入れてもらえませんでした。」
「でしょうね。諏訪さん、本当に日本人?」
「はい、生粋の日本人です。」

わたしは目の前で反り立つ諏訪さんの育ち過ぎているムスコを咥えようとしたが、大き過ぎて口に入らず、手と舌を使い攻めあげた。

諏訪さんは、吐息を漏らしながら「莉子さん、さすがですね。」と言う。

「数え切れない程の男を相手してきたけど、咥えられないのは初めて。」

わたしはそう言い、いつもクールな諏訪さんが快楽で表情を歪ませるのを楽しんでいた。

「そろそろ、ムスコが莉子さんの中に入りたいと言っています。受け入れていただけますか?」

諏訪さんはそう言うと、わたしの身体を軽々と抱え、頭を支えながら優しくベッドに寝かせた。

「諏訪さんのムスコさん、甘えん坊なのね。」
「はい、でも中に入ればちゃんと仕事をしますよ。莉子さんを快楽へと導く仕事です。」
「入るかなぁ。」
「入ります。莉子さんの奥まで。」

そう言うと、諏訪さんはわたしの足の間に入り込んできて、挿入の体勢に入った。

「では、お邪魔します。」