毎日を懸命に生きる君と共にありたい









小学5年生になったある日突然、こうちゃんは


「僕バスケ始めるんだ!」


って言ってきた。


珍しく声が弾んでてすごく楽しみなのが伝わってくる。


こうちゃんは背が高くて運動神経もいいからきっとすぐ上手くなるだろう。


私は、バスケやっているところ早くみたいなぁ、なんてひとりでに思っていた。


そして少し年月が経てば、同じ学年の男子が


「こう、めっちゃバスケうまいんだぞ」


と話しているのが聞こえてきた。


こうちゃんがみんなに褒められていることが私はなんか誇らしかった。


かっこいいいんだろうなぁ


私もみたいなぁ


私の想いだけがどんどん膨らんでいく。


会った時に


「バスケ、どう?」


なんて聞けば


「めっちゃ楽しいよ!この間コーチにも褒められたんだ。だけど一昨日さぁ、ゴール下にいたら、めっちゃ顔面にボール当たってきてー、だいぶ痛かったわwそれでさぁー……………」


というふうにすごい楽しそうに笑顔で話してくる。


楽しそうなこうちゃんを見て私もほっこり。


「えっ、顔面にあの固いバスケットボール当たるなんて聞くだけで痛いんだけど。大丈夫!?w」


などと返しながら2人で楽しく話していると、




「そういえばさー来月10月の22日に、バスケの公式試合あるんだよね。だからさー、さっちゃん、

ーーーーーーーーーーよかったら観にこない?」




・・・・・・・・・シーン・・・・・・



その沈黙中の私の脳内を覗いてみましょう。



ん、?今、試合あるから観にこない?って言った、、?えっ、この私がこうちゃんの試合に行ってもいいと?

私が今まで見たくてしょうがなかったこうちゃんのかっこいい(であろう)姿が見れるということ、?//

こうちゃんがバスケを始めてから2年(いつのまにか小5だったのがもう中1になってます)、やっと私の願いが叶

う時が来たんだ!!!!よっしゃぁーーー!!(歓喜の叫び)



黙りながら、脳内はめっちゃうるさかったです。お騒がせしました。



そしてなかなか長い私の沈黙をこうちゃんが不思議に思わない訳もなく…



「えっ、その日なんか予定あった?予定があるならしょうがないね…」



もともと垂れ目気味な彼はまるで子犬のような悲しそうな顔でそう言ってきた。


私は、やばっ、かわいい、、、なんていうドSのような変態じみた思考と先程の脳内の歓喜の叫びを振り解き、なんとか返事をする。



「いやいやっ、そんなことないよ!さっきはこうちゃんの試合をやっと見れるんだって思うと嬉しくて……//
10月22日だっけ?その日は何にも予定なかったと思うから、行きたい!!!」



「ほんと!?よかったぁーーーーーずっとさっちゃんに別に行きたくないって言われたらどうしよう、とか、予定が合わなかったらどうしよう、とか考えて緊張してた。」



えっ、こうちゃん、私に来て欲しかったの…?そう受けっとっていいんだよね…?嬉しすぎる!!//


と、