人食い寺と新聞部

「しかし大人の肉は固くて臭いときがある。喫煙者の肉なんて最悪だ。あれを食べたときは吐き気がしたもんだ」

「やはり、中学生くらいの肉がちょうどいいでしょうか?」

「そうですなぁ。また今度貧困家庭を狙って子供を差し出すように指示を出しましょうか」

「それがいいわよ。あぁ、人肉がこんなに美味しいなんて知らなかったわ。誘ってもらえた私は幸せ者ね」

「この子の肉は特にうまいですよ。なにせ引きこもっていてほとんど外に出ていない霜降り肉ですから」

「それでも適度な運動はさせていたんでしょう?」

「もちろんです。通信制学校で勉強しながら、1日1時間の散歩を義務づていました。

それを実行させていたご両親は立派なものです。引きこもりの子を少しでも外へ出していたんですから」


「はははっ。先生はおもしろいことを言いなさる。ご両親じゃなくて家畜の飼い主じゃあないですか?

貧困家庭から抜け出すために子供が中学生になったら私達に差し出すと約束していたんですからなぁ。

約束した瞬間から、自分の子供を子供だなんて思って育てちゃいませんよ」


え?
え?
え?