「勇征オマエ!!最初から圭哉とグルだったのかよ!!」
「ごめんって。だって面白そうじゃん?圭哉さんに頼まれたら断れねーよ」
さっきから大我はずっと勇征に怒っている。
玲央も勇征にはちょっと不服そうで。
「俺には話してくれても良かったじゃん」
「敵を騙すにはまず味方から、ってな」
さすが鳳仙の裏番長。
敵に回すのは怖いけど、味方なら心強い!
「そうだ!一花が前に話してた話してた、大我といた女の人のことだけど……」
よくぞ言ってくれました勇征様!
大我の好きな人が美羽さんだというのが誤解なのは分かったけど、それでもあの2人の関係は気になっていた。
「あれ、玲央のお姉さんだよ」
「え、玲央の?」
「俺前に話したじゃん?大我が自分のせいで怪我させたと思ってる人がいるって。それが美羽ってわけ」
もしかして美羽さんの首にあった傷。
あれがそうなのかもしれない。
「あれは喧嘩に割り込んできた美羽が悪い!大我は気にしなくていいっつってるのに、真面目すぎんだよ」
玲央はキャンディーを舐めながら言った。
なんだ、そうと知ってれば、あんなにモヤモヤする必要なかったのに……。
大我は説明してくれようとしてたのに、私がバカだった。
あれ、ちょっと待って?
「ごめんって。だって面白そうじゃん?圭哉さんに頼まれたら断れねーよ」
さっきから大我はずっと勇征に怒っている。
玲央も勇征にはちょっと不服そうで。
「俺には話してくれても良かったじゃん」
「敵を騙すにはまず味方から、ってな」
さすが鳳仙の裏番長。
敵に回すのは怖いけど、味方なら心強い!
「そうだ!一花が前に話してた話してた、大我といた女の人のことだけど……」
よくぞ言ってくれました勇征様!
大我の好きな人が美羽さんだというのが誤解なのは分かったけど、それでもあの2人の関係は気になっていた。
「あれ、玲央のお姉さんだよ」
「え、玲央の?」
「俺前に話したじゃん?大我が自分のせいで怪我させたと思ってる人がいるって。それが美羽ってわけ」
もしかして美羽さんの首にあった傷。
あれがそうなのかもしれない。
「あれは喧嘩に割り込んできた美羽が悪い!大我は気にしなくていいっつってるのに、真面目すぎんだよ」
玲央はキャンディーを舐めながら言った。
なんだ、そうと知ってれば、あんなにモヤモヤする必要なかったのに……。
大我は説明してくれようとしてたのに、私がバカだった。
あれ、ちょっと待って?


