転校したらヤンキーに愛されまくった件

「……俺と行くのがそんなにイヤか?あ゛?」


片手で両頬を挟まれて、私に拒否権なんてない。


「いやじゃないれす(ないです)……」


「じゃあ、決まりだな」


こんなの恐怖政治だーー!
だけど、なんだか大我が嬉しそうだから、私まで楽しみになってきた。