日本一のヤンキーは、私のことを守ると誓う

私は本当にパネルをしたかったのに、そっちの方が応援よりよほど向いているのに、先生の都合と出席しないやつの都合でこんなことになっている。


「私今年は体育祭当日に欠席しようかと思います。そうすれば来年からは違うところにしてもらえるはずです」


「え〜!」


あまりに思い詰めて五割くらいその気になって言うと、真木さんは困惑した。


午後からは全体練習とグループ別練習を交互に行う。
全体練習ではかけ声が重要視され、いつまでたっても「もっと大きな声でー!」と言われる。


他のみんなは余裕が出来てきたのか、休憩中にふざけ出したり、グループ別練習も動かなくなる。挙げ句の果てには校外の知り合いがやってきて外で雑談したり、全体練習のかけ声でもふざけるようになった。


不良高校の風紀の乱れが著しく表れていて、自分の身の上も相まって情けなくなった。


そして二日目を終えても私はまだ一通り出来るようにはならなかった。


練習場所から出るために人がはけるのを待っていると、団長たち三年生と真木さんが集まっていた。