隆火さんが背を向ける。背負った学ランのせいもあってか、背中が大きく感じられる。
本当に戦ったところは見たことない。だけどこれが圧倒的強者の振る舞いなのか。
その辺のヤンキーとは全く違う威勢だ。
隆火さんが堂々と前に進むと
「待たせたな」
奥でたむろするヤンキーたちに到着を告げる。
隆火さんの姿を見たヤンキーたちは腰を上げ、
「お前かぁ、挑戦状なんてふざけたもん置きやがったのは」
ぞろぞろと歩み出し、隆火さんの顔を覗き込むように睨みつける。
隆火さんはそれにも動じず立っていた。双方睨み合いを続け、見ている方がじりじりして、動揺して、目を逸らしそうになるほどの時間だった。
ヤンキーグループは睨みに目一杯の疑念と敵意を込めていて、隆火さんは威圧感のある鉄仮面で、ヤンキーグループの敵意は向かったそばからあえなく弾き落されるように見えた。
「テメェ、本気なんか。しっかしまぁ大昔みてぇなマネしてんな。イタズラか小心者の仕業かと思ったよ」
ヤンキーグループの一人が口を開く。
「けど勝負を挑んでくるやつは嫌いじゃねぇ。三年として相手してやる」
そこで空気が変わり、彼らは荒々しくも気に入った様子の笑みを浮かべる。
本当に戦ったところは見たことない。だけどこれが圧倒的強者の振る舞いなのか。
その辺のヤンキーとは全く違う威勢だ。
隆火さんが堂々と前に進むと
「待たせたな」
奥でたむろするヤンキーたちに到着を告げる。
隆火さんの姿を見たヤンキーたちは腰を上げ、
「お前かぁ、挑戦状なんてふざけたもん置きやがったのは」
ぞろぞろと歩み出し、隆火さんの顔を覗き込むように睨みつける。
隆火さんはそれにも動じず立っていた。双方睨み合いを続け、見ている方がじりじりして、動揺して、目を逸らしそうになるほどの時間だった。
ヤンキーグループは睨みに目一杯の疑念と敵意を込めていて、隆火さんは威圧感のある鉄仮面で、ヤンキーグループの敵意は向かったそばからあえなく弾き落されるように見えた。
「テメェ、本気なんか。しっかしまぁ大昔みてぇなマネしてんな。イタズラか小心者の仕業かと思ったよ」
ヤンキーグループの一人が口を開く。
「けど勝負を挑んでくるやつは嫌いじゃねぇ。三年として相手してやる」
そこで空気が変わり、彼らは荒々しくも気に入った様子の笑みを浮かべる。


