日本一のヤンキーは、私のことを守ると誓う

後日、また放課後の呼び出しがかかった。


私が隆火さんの秘密基地(またの名を活動室)に行くと、今度は前回から二人増えた状態で始まる。

「藤原 静凪さんだね。お初にお目にかかります。隆火の一応参謀を務めています、真木 章斗(まき あきと)といいます」


「三年の岡島 勇蔵(おかじま ゆうぞう)だ。隆火とは昔からつるんでいる」


「よろしくお願いします……」


前回はいつもより少ない人数でやっていたらしい。

真木さんは眼鏡をかけた明るい金髪、一見不良には見えない。
岡島さんは体が大きく、眉や目が鋭くて険しい顔をしている。


「昨日俺いなくて大丈夫だった?」と言う真木さんに隆火さんは「大丈夫だ、俺の地力を伸ばせばいいという結論に達した」と得意げに言う。


はあ、と適当に返事する真木さんに、昨日琥珀さんを倒すにはどうすればいいかって静凪さんと話してて、と茶橋さんから補足が入る。


「琥珀!? とうとう戦うのか?」と真木さんは驚き、私は「すぐじゃないです、とにかく特徴と対策を考えていたというか」と言う。


隆火さんはそれにかぶせるように、相変わらず得意げに言う。

「対策で倒すような卑怯な真似はしないと結論付けたぞ。正々堂々、力で倒す」

「誰か昨日のこと教えて、隆火以外で」