日本一のヤンキーは、私のことを守ると誓う

隆火陣営が臨戦体制に入る中、目黒は両腕を広げると


「祓え給い、清め給え。守り給い、幸え給え」


神社の神に祈りを捧げた。
周囲の者はその様子に呆然とする。


「神様、ちょっと騒がしくしちゃうけど、場所お借りするねっ。父もこの神社で戦い、強い男して名を上げた。僕もそれに続かなくては!」


人のいない神社という場所を選んだのは大太だった。琥珀は人がいないならいいだろうと思って賛成しただけだった。


まずは隆火が琥珀に向かっていき、お返しとばかりに全力の一撃が飛び出す。しかし琥珀はそれを防ぐとすぐに強い反撃をした。


隆火はそれを防いてから素早い連続攻撃で相手の出方を見る。


その横から大太が隆火を狙った。


ダメージを負って本調子でない隆火のために、高木が急いで大太の拳を受け止める。

高木はあまりの衝撃の強さに腰を曲げ、攻撃に移れない。ゴミを見るような目をした大太に横へ払いのけられた。


茶橋と真木は隆火のそばで援護し、岡島は琥珀へ攻撃しようとしていたが、出ようとする真木に先んじて岡島が大太に向かっていく。


岡島は容赦なく突っ込んでくる大太を我が身で受け止め、巨体で二度持ちこたえたが、大太の拳に倒れた。