日本一のヤンキーは、私のことを守ると誓う

全てが終わるとみんなで後片付けをして解散する。後片付けを終えた私は、校舎の外で人がはけるのを待っていた。


人が絶え間なく校門へ出ていく。
体育祭後と言うことで、みんなわいわいと楽しそうだ。


大平先輩は彼氏らしき人と帰っていき、早乙女先輩は男子に話しかけられながら無言でスタスタと歩いていく。


体育祭の後片付け中、クラスの中では、打ち上げするぞという人もいた。


スマホに表示されたメッセージのやりとりは、隆火さんのグループに「おつかれさまです」と送ったのが最後になっている。


今日は琥珀と目黒に会ったから何か話し合いがあるかもしれない。呼び出しに応じなかったら隆火さんが怒るから、と一応帰らずにいるんだけど……


「藤原さ〜ん!隆火さん探してんの?いつものメンバーと学校出ていくところ見たよ〜」


少し離れたところから同じクラスの男子が教えてくれた。


隆火さんは真木さんたちと先に帰ったのか。


特に連絡もないと言うことはいつもの集まりもなしだろう。


みんな固まって帰ると言うことは、打ち上げでもするんだろうか。


私は隆火さんたちとは友達でもないし、気心の知れた元からいる男子だけで話したいこともあるだろう。


校門周辺も空いたことだし。
私はスマホをしまい一人で帰った。