夏休み後半、海に続きあのメンバーで夏祭りに行こうという事になった。
元々大きいお祭りではないが、今回は最後という事もあってかいつもより賑わっているらしい。
祭りに行く用意をし四季さんと一緒に家を出る。
外に出るとほんのり赤く染まった夕焼けが私達を出迎えてくれた。
綺麗……
「おいてくよー」
久しぶりに綺麗な夕焼けを見る事ができボーッとしていると四季さんにおいて行かれてしまっていた。
「ち、ちょっと待ってくださいよっ」
夕焼けに背を向けた私の影がどんどん伸びていくのを感じながら走る。
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