「朝ご飯何がいい?」と声がしたので「お茶漬け」と叫んでおいた。



「ねぇ今日特に何もないから久しぶりに映画見ない?」



朝食を終え、まったりしているとひょこっと顔を覗かせた四季さん。



「はいっぜひっ」



今日は特に何もないし四季さんのチョイスする映画はどれも見応えがあって好きだからとても嬉しい。




私が賛成すると嬉しそうにテレビ台の下に置いてある映画を選び出す四季さん。



四季さんは自分の好きな事になるといつもの大人っぽい感じよりも年相応って感じがして人間味を帯びている。




たまにはそういう四季さんが見れると私的にも嬉しいし、案外私的にはそういう四季さんが好きだ。って何言ってんだろ私……




自分の言った事が思ったよりもおかしく聞こえ首を傾げた。