余命宣告を受けた地球の中で私達は恋をした。

「私が出す質問に答えてくれたらいいので」



「う、うん……」



突然始まったお兄ちゃん検定。



正直数日一緒にいただけの私にわかる事などたかが知れてる。



どれだけ答えれるかな……?




「第一問、お兄の好きな映画のタイトルは?」



「君の事なんて」




「正解」



これは何周もしたからなぁ。




それからもどんどん続き気づけば十二問も答えていた。もちろん全問正解。



「こ、これが最後の問題、お兄の好きな飲み物は?」



「ブラックコーヒー」



「……っ正解」



最後が一番簡単だったな……



私が全問正解するとは思っていなかったのか俯いてしまった凛音ちゃん。



あっもしかしてやりすぎた?なぜか四季さんの事となると妹ちゃんでも負けたくないって思っちゃって……



申し訳ない事をしてしまったと思っているといつの間にか凛音ちゃんが私の懐に飛んできた。



「へぶっ……」



頭突き並みの威力に吐きそうになるのをなんとか堪え凛音ちゃんを受け止める。



「弟子にしてください、師匠!」



えっ?



キラキラした目で私を見つめる凛音ちゃんはとても可愛いっ


元々可愛い顔立ちをしているのもあるが。



「し、師匠って私何の師匠?」



「そりゃお兄の師匠ですっ今まで私よりお兄な事を知っている人はいなくてお兄の事で負けたのは初めてなんです」



今まで他の人にもこういう事をしてきたのだろう。その度に凛音ちゃんが勝ってきたんだろうなぁ