余命宣告を受けた地球の中で私達は恋をした。

「物少ない……」


凛音ちゃんが家に上がって一発目の言葉が「物少ない」だった。



確かに少ないよねここ。



真っ白な壁も相まってさらに質素な見た目をしている。



「シンプリが好きだからね」



当たり前でしょという顔をしながら家を見渡す四季さん。



私もシンプルのが好きかな。



「ってか、今日はどうして来たの?昨日はそんな事言ってなかったのに」



凛音ちゃんも家を見渡していると四季さんが口を開いた。



ん?今昨日って言った?……あっこの子昨日公園で四季さんと会っていた子?



だから既読感があったんだ……



昨日四季さんが会っていた子が妹だとわかり私は心底安心した。



ってなんで私は安心してるのよっ別に四季さんが誰と付き合っても私には関係ないじゃないっ



関係ないないと自分に言い聞かせ二人の会話に耳を傾ける。